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栄養指導・料理製作竹内 冨貴子(管理栄養士・ダイエットクリエイター)
「カロニック・ダイエット・スタジオ」主宰。
健康を考えたおいしくバランスのよい料理・ダイエット指導で人気を誇る。NHK『きょうの料理』などのTV番組や新聞・雑誌で幅広く活躍。

●撮影/青山紀子 ●スタイリング/大畑純子
 キャベツはアブラナ科の代表的な野菜です。春のキャベツは巻きがやわらかく、葉が厚くてやわらかいのが特徴で、この時期のキャベツは「新キャベツ」または「春キャベツ」と呼ばれています。
 ビタミンCを多く含んでいることで知られていますが、カルシウムの骨への取り込みを助けるビタミンKも豊富に含まれているので、骨の老化防止に役立ちます。また、ストレスなどが原因で起こりやすい胃・十二指腸潰瘍に予防効果があるビタミンUを含んでいることも特徴です。さらに、イソチオシアナートと呼ばれる辛味成分には、がんを予防する効果があることがわかっています。
 ビタミンC・Uは水溶性のビタミンなので、千切りにして水に長い時間つけたりすると、溶け出ていってしまいます。パリッとさせたいときには 、切った後ではなく、切る前に大きい葉のまま冷水につけましょう。ビタミンの損失が少なくなります。
パンチのきいた味でボリュームもたっぷり…なのにヘル
シーな一品。材料の下準備に油を使わずゆでたり蒸したり
することで、低カロリーに仕上げています。
〔A〕 
 ・豚もも薄切り肉……250g
 ・酒………1/2カップ
 ・しょうが薄切り……1かけ
キャベツ……大4枚
にんじん……20g
ピーマン……2個
サラダ油……大さじ1
〔B〕 
 ・甜面醤(てんめんじゃん)……大さじ1
 ・しょうゆ……大さじ1
 ・〔A〕の蒸し汁……大さじ1と2/3
 ・豆板醤(とうばんじゃん)……適宜
豚肉は3等分の長さに切り、酒、しょうがとともに鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火でふたをして3〜4分蒸し煮にする。

キャベツは3cm角に切り、塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、水気を絞る。にんじんは3cm程度の長さの短冊切りにする。ピーマンは縦半分に切って種を取り、横半分に切って1cm幅に切る。

フライパンに油を熱し、強火でにんじん、ピーマン、キャベツ、豚肉の順に加えて炒める。

全体に混ざったら、Bを混ぜ合わせて加え、汁気を飛ばすようにして強火で炒め上げる。
キャベツの間から、いろいろな豆が顔を出します。
春らしい、緑のさわやかなメニューです。
キャベツ……4枚
グリンピース…(さやをはずして)1/2カップ
そら豆……(薄皮を取って)100g
スナップえんどう……130g
レッドオニオン……1/4個
〔A〕
 ・サラダ油……大さじ2
 ・酢……大さじ2
 ・塩……小さじ1
 ・こしょう……少々
キャベツは3cm角に切って、塩少々をふり、少しおいてしんなりしたら洗って水気を絞る。

グリンピースは塩(分量外)をまぶし、熱湯でゆで、水に取って冷ます。そら豆はさやから豆をはずし、塩(分量外)を加えた熱湯でゆでる。冷まして薄皮も取る。

スナップえんどうは筋を取り、塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、斜め半分に切る。レッドオニオンは薄切りにして水にさらし、水気を切っておく。

1、2、3を混ぜ、Aを混ぜ合わせてかける。
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