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 身体のすみずみまで巡った血液が、静脈を通って心臓へ戻るとき、血液の戻りの流れが悪くなると、冷え症が起きやすくなります。
 そこで一番ケアしたいのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎには、足先にまで下がった血液を心臓に戻すための血管が集中しているからです。この筋肉は、座ってばかりの人も、立ち仕事の人も、また動き回ってる人でも、疲れがたまりやすいので、毎日意識して働かせるようにすることが肝心です。
 また、今回紹介したマッサージは、ふくらはぎや足のむくみを解消する効果もありますから、ぜひ試してみてください。

フタムラ ヤソ子
 米国の大学にて理学博士号取得。「NHK新しい体操」創作メンバー。自らの大ケガによるリハビリ体験をもとに考案した健康体操が、今日の血液循環体操の始まりとなる。現在、地域や職場の団体での講演会、講習会で意欲的に全国を回っている。(財)勤労者福祉施設協議会評議委員、JA共済連レインボー体操講師。著書に、『レインボー体操』(家の光協会刊)、ムック『血液循環体操』(主婦の友社刊)の監修などがある。
 講演会および講習会のお問い合わせは、(株)フォン企画(Tel 03-3498-9908 Fax 03-3498-9921)まで。
 昨今の健康づくりのキーワードは「血液サラサラ」ですが、それだけではまだ十分とは言えません。日々、健康に過ごすには、血液を全身にくまなく巡らせたり、時には不足した場所に集めて、血液をしっかり働かせることが必要なのです。
 人間には、必要なところに血液を行きわたらせるメカニズムがちゃんと用意されています。運動などをして筋肉が呼べば血液はそこに駆けつけるようになっているのです。ですから、目的をもって筋肉を動かせば、意図した特定のところの血流を促進できるわけです。
 この人体のメカニズムを応用したのが、血液循環体操です。それでは、流れが鈍くなったところの“血行を改善する体操”を始めてみましょう。



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